《募集終了》「映画にできること、届かないこと」対談イベント – “難民・移民の現場と作り手から考える” 開催!【12/11(土)13時〜】

Tokyo New Cinemaがおくるオンラインコミュニティ「あずまや」12月の限定イベントとして、12/11(土)13時より「映画にできること、届かないこと」対談イベント〜難民・移民の現場と作り手から考える〜を開催します。映画監督・藤元明緒さん(『海辺の彼女たち』『僕の帰る場所』他)とNPO法人WELgee代表理事・渡部カンコロンゴ清花さんをお招きします。

今年5月よりポレポレ東中野ほか全国劇場公開した藤元監督の最新作『海辺の彼女たち』は同館でロングラン上映を果たすほか、欧州を代表する映画祭の一つであるサンセバスチャン国際映画祭の新人監督部門に出品される等海外でも高く評価されており、本作では実話をもとにベトナムからの技能実習生の女性たちの物語を描いています。渡部さんが学生時代に立ち上げ、代表理事を務めるWELgeeでは、日本国内の難民を対象に強みを生かした就職に繋げる伴走型の人材サービス「JobCopass」を中心とした支援事業を展開しています。

本イベントでは、「映画にできること、届かないこと」をテーマに、作品の制作経緯やNPOの活動の背景から、作品づくりや活動のなかでの葛藤、映画の可能性と限界を対談形式でお話します。

当日は登壇者への質疑応答など直接対話できる機会もございます。監督作品をご覧になられた方やWELgeeの活動をご存知の方も、そうでない方もぜひお気軽にご参加ください!

参加登録フォーム▼(所要時間: 1分)
https://forms.gle/Qa3A7J6Bym4WCPDLA
※記入いただいたご連絡先に決済フォーム(一般参加)または、Zoomリンク(会員)をお送りします。


<イベント概要>

▼日程
2021年12月11日(土)

▼時間
13:00開始/14:30終了

▼場所
オンライン開催(Zoom)
※参加登録いただいた方に、Zoomのリンクをお送りします。

▼参加費
1,200円(一般参加)
無料(あずまや会員)
※一般参加の方は、申し込み後に決済フォーム(Robot Payment)をお送りいたします。
「あずまや」は月額1,000円よりご入会いただけます。
 ご入会いただくと、当イベントから無料で参加いただけます。
 ご予定が合わない方も後日会員限定でアーカイブ配信からご覧いただけます。
 →【申込サイト】 https://azumaya.tokyonewcinema.com/supporter/

▼登壇者
藤元明緒(映画監督)
 - 『海辺の彼女たち』: https://umikano.com/
 - 『僕の帰る場所』: https://passage-of-life.com/

渡部カンコロンゴ清花(NPO法人WELgee代表理事)
 - WELgee: https://www.welgee.jp/

井上天馬(Tokyo New Cinema)*モデレーター
 - Tokyo New Cinema: https://tokyonewcinema.com/

▼トーク内容(予定)
・登壇者紹介
・『海辺の彼女たち』の制作経緯・モデルとなる出来事
・WELgeeの活動を始めた背景・就労支援事業に至る経緯
・どういう風に脚本づくりされたのか / 劇映画を撮る理由
・NPOの活動のなかで感じる手応えともどかしさ
・映画の可能性と限界 / メディアやフィクションだから届くこと
・Q&A
※開催中は随時質問や感想を受け付けております。


<参加者限定特典>(*2021年12月5日追記)

この度、新たに登壇者の藤元明緒監督のご厚意で参加者特典として、『海辺の彼女たち』『僕の帰る場所』本編のオンライン鑑賞券(有料)をご案内させて頂けることとなりました。

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▼オンライン鑑賞券 対象作品【限定配信】
(*各1,500円/配信期限: 12/11(土)13時 )

◆『僕の帰る場所』(2017年/98分): https://passage-of-life.com/
◆『海辺の彼女たち』(2020年/本編88分): https://umikano.com/
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劇場上映以降は、自主上映会を中心とした配給をされている藤元組の作品を配信でご覧いただける大変貴重な機会になります。是非イベント前に合わせてご覧いただけますと幸いです。参加登録後、イベント参加費のお支払いが確認でき次第、購入リンクをご案内いたします。


<登壇者紹介>

▼ 藤元明緒(映画監督)

1988年生、大阪府出身。ビジュアルアーツ専門学校大阪で映像制作を学ぶ。日本に住むあるミャンマー人家族の物語を描いた長編初監督作『僕の帰る場所』(18/日本=ミャンマー) が、第30回東京国際映画祭「アジアの未来」部門2冠など受賞を重ね、33の国際映画祭で上映される。長編二本目となる『海辺の彼女たち』(20/日本=ベトナム)が、国際的な登竜門として知られる第68回サンセバスチャン国際映画祭の新人監督部門に選出された。現在、アジアを中心に劇映画やドキュメンタリーなどの制作活動を行っている。

▼渡部カンコロンゴ清花(NPO法人WELgee代表理事)

日本に逃れてきた難民の活躍機会を創出するNPO法人WELgee代表理事。学生時代、バングラデシュの紛争地にてNGOの駐在員・国連開発計画(UNDP)インターンとして平和構築プロジェクトに参画。年間の難民認定がわずか数十人という日本で、”ともに社会を変革していく対等なパートナー”として難民を捉え、伴走型の人材サービス「JobCopass」などを運営。静岡文化芸術大学卒業。2019年に東京大学大学院「人間の安全保障プログラム」修士課程修了。Forbes 30 under 30のJapan & Asia 選出。Global Shapers 東京ハブ所属。トビタテ留学JAPAN1期生。内閣府世界青年の船参加青年。


■”映画を通した豊かなかかわりを紡ぐ”「あずまや」

「あずまや」はオリジナル作品が見られる・映画好きな方同士が交流できる・作品づくりにも参加できる、Tokyo New Cinemaがおくる月額会員制オンラインコミュニティです。『わたしは光をにぎっている』『静かな雨』の中川龍太郎監督の最新映像エッセイ『スケッチダイアリー』などオリジナル限定の配信や、映画をテーマにしたイベントを開催しています。今までお世話になった皆様、そして、これから出会う皆様と共に作品づくりをしていく場になります。皆様のご参加をお待ちしております!