《作品紹介》映像エッセイ『スケッチダイアリー』限定配信!(中川龍太郎監督)

「あずまや」オリジナル短編第1弾として、中川龍太郎監督映像エッセイ『スケッチダイアリー』を限定配信!Huluにて好評配信中の中川龍太郎監督最新オリジナルドラマ『息をひそめて』と同時期に制作した連作映像エッセイ。ぜひご覧ください!

■イントロダクション

中川龍太郎監督の原点となる連作映像エッセイ。なぜ『走れ、絶望に追いつかれない速さで』や『四月の永い夢』が生まれたのか 。コロナ禍で社会の動きが止まったかのように見えた2020年初夏。最新作Huluオリジナルドラマ『息をひそめて』に繋がっていく、中川龍太郎が取り組んだ”終わらないドキュメント”。

画家の自画像は自分を描く。映画監督にとっての自画像とは、その眼差しに映った世界を切り取ることなのではないだろうか。中川の目を通して描き出される様々な人間の生き様。見過ごされていく日々の日常の細部を再発見していく映像エッセイシリーズ。


■『スケッチダイアリー』座談会アフタートーク

2021年1月31日(日)、「あずまや」正式リリース前に開催された『スケッチダイアリー』座談会の後に収録したアフタートークも配信中!第1章(Vol.1〜Vol.9)に関して、イベント開催時間のなかで佐近圭太郎監督が聞ききれなかった質問を中川龍太郎監督との対談形式で収録しました。「『スケッチダイアリー』を制作するなかでの気付き」「なぜ8mmフィルムやDVテープ映像に惹かれるのか」「カメラを向けることで変容する被写体との関係性」「映像に映る“時代“の魅力」など話しています。ぜひあわせてご覧ください!


■中川龍太郎監督作品と関連する話(一部抜粋)

▼『息をひそめて』(2021年)

■ Vol.1「ふるさとは多摩川だ。」

ー祖母が倒れたと、母から連絡があった。
ふるさとは、多摩川だ。
多摩川を渡ると祖父母の家だ。

中川監督のふるさと・多摩川、 監督が多くの時間を過ごしてきた祖父母に、監督自身がカメラを向ける。 ”元気だから”とカメラに話す祖母。
多摩川の空に燦然と輝く花火。 誰の助けも借りずに、自力で立ちあがろうとする祖母の背中。

▼『走れ、絶望に追いつかれない速さで』(2015年)

■ Vol.9「さよならをいうのはわずかのあいだ死ぬことだ」

中川監督の親友の死をめぐる述懐。
亡くなった当時の状況。
親友に、今かけたい言葉とは。
親友の印象に残っている記憶とは。
監督自身が、当時一緒に時間を過ごした友達にインタビューをしていく。

▼『四月の永い夢』(2018年)

■ Vol.17「ナガルコットにて」

メイクアップアーティストの向田麻衣さんと、
カメラマンの阿部裕介さんと共にネパールを旅した中川監督が見た景色。


■”映画を通した豊かなかかわりを紡ぐ”「あずまや」

「あずまや」はオリジナル作品が見られる・映画好きな方同士が交流できる・作品づくりにも参加できる、Tokyo New Cinemaがおくる月額会員制オンラインコミュニティです。『わたしは光をにぎっている』『静かな雨』の中川龍太郎監督の最新映像エッセイ『スケッチダイアリー』などオリジナル限定の配信や、映画をテーマにしたイベントを開催しています。今までお世話になった皆様、そして、これから出会う皆様と共に作品づくりをしていく場になります。皆様のご参加をお待ちしております!